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2024.7.18
家づくりコラム
『耐震性能』について|大建興産株式会社
『耐震性能』について
皆さんは「耐震性能」と聞くと、様々なハウスメーカーがうたっている「耐震等級(1・2・3)」を思い浮かぶかと思います。
少しマニアックな話になりますが、実は「耐震等級」のみで「耐震性能」を判断することは「強度」のみに着目した場合の考え方なのです。
上のグラフをご覧ください。建築物Aは強度が強く靭性(粘り強さ)が低く、建物BはAより強度は低いが靭性が高い建築物です。
この2つの建物に同一の地震力が作用し、その応答が図中の●にとどまるならば、AとBは同じ「耐震性能」を有していると考えられます。
このような概念に基づき下記のような計算式で「耐震性能」を評価する考え方を下記に示します。
「耐震性能」=「強度指標」×「靭性指標」×「形状指標」×「経年指標」
※「強度指数」:耐震等級で示される建物強度の指標、
「靭性指標」:建物の粘り強さの指標、
「形状指標」:建物形状が不整形な場合や耐力壁のバランスが悪いと低くなる指標、
「経年指標」:経年劣化が進むと低くなる指標
要するに「耐震性能」は様々な要素から成り立ち、「耐震等級」はその要素の一つであると言えます。
なお大建興産株式会社では、お客様に「現在も未来も」安心して生き生きと暮らしていただくために、靭性に優れ経年劣化がしにくい「制振ダンパーMIRAIE」を全商品に搭載して参りますので、安心できる住まいづくりの際には弊社にお声がけいただければ幸いです(※2024年7月1日以降の適用となります)。
この記事の執筆者 大建興産株式会社 梅田(一級建築士)
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