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2024.12.17
家づくりコラム
子育てグリーン住宅支援事業とGX志向型住宅|大建興産株式会社
子育てグリーン住宅支援事業とGX志向型住宅
ここ数年、毎年のように住宅支援事業(補助金)が行われていますが、来年度も『子育てグリーン住宅支援事業』が行われることが決定しました。
まだ概要しか発表されていませんが、制度の目的として
『2050年カーボンニュートラルの実現に向け、
新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、
「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、
2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、
既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う。』
と発表されています。
これは余談かもしれませんが、住宅支援を行うと宣言するだけではなく、
2025年4月から全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準適合(断熱等級4・一次エネルギー消費量等級4)が義務付けられますが、
2050年カーボンニュートラルに向けて
2030年には高確率でZEH水準適合(断熱等級5・一次エネルギー消費量等級6)が義務付けられることも改めて宣言されたとも言えます。
支援事業(補助金)の内容は下記の資料を見ていただければと思いますが、
今回の住宅支援事業で『GX志向型住宅』という新しい言葉が出てきました。
この『GX志向型住宅』の性能(断熱等性能等級「6以上」、
再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」、
再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」)は、
『ZEH水準住宅・長期優良住宅』や『ZEH+住宅』を上回るものです。
これは高断熱省エネ住宅においてエネルギーの自給自足し環境負荷を最小限に抑える特徴を示しています。
『子育てグリーン住宅支援事業』において160万円の補助金が出るのも魅力ですね。
大建興産では『ZEH水準住宅・長期優良住宅』だけでなく
『GX志向型住宅』の高水準の住まいもお客様の求めに応じてご提供いたしますのでよろしくお願いいたします。
【補足】
UA:家の断熱性能を示す数値。外皮平均熱貫流率。
BEI:家で利用する直接的なエネルギー消費量が多いか少ないかを示す指標
この記事の執筆者 大建興産株式会社 梅田(一級建築士)
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