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2025.4.17
家づくりコラム
2025年度改定:建築物省エネ法改定(省エネ基準適合)
今回は「建築物省エネ法改定(省エネ基準適合)」について紹介させていただきます。
なお、こちらの内容は2025年4月1日以降に着工する工事が対象となりますのでご注意ください。
まず、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、全ての新築住宅・非住宅に省エネ基準に適合することが義務付けられました。
省エネ基準とは断熱等級4及び一次エネルギー消費量等級4のことを言います。
なお、2030年からは断熱等級5に義務付けられることが有力視されています。
また、改定後は建築確認手続きの中で改定前には行われていなかった省エネ基準への適合性審査を行うことになりました。
2025年1月のコラムで紹介した構造検討資料の義務化と合わせて、
大きな2つの審査内容が増えるので審査日数が従来と比べて時間がかかることになり、
申請費用も従来と比べて上昇していますのでご注意ください。
今回の一連の改定は一見するとこれから住宅を取得する皆様の負担増のように思うかもしれませんが、
質の高い住宅が安定して住宅取得者様に供給されることになることを考えるとこれからの時代に必要だった改定にも思います。
法改正に関する情報については、国土交通省サイトもご覧ください。
この記事の執筆者 大建興産株式会社 梅田(一級建築士)
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