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2025.7.18
家づくりコラム
「ZEH+」の定義変更について|大建興産の一級建築士コラム
今回は「ZEH+」の定義変更についてお話ししたいと思います。
なお、こちらの内容は令和7年度以降に新たに建設される住宅から適用されています。
そもそも「ZEH+」とは何かと言いますと、
「ZEH(省エネ基準から20%以上の一次エネルギー消費量を削減し、再生可能エネルギーを導入して100%以上の削減を達成する住宅)」の
上位モデルとして平成30年度から定義されている住宅です。
この「ZEH+」として認められる基準が
「省エネ性能について、基準一次エネルギー消費量からの削減率を25%から30%以上に変更」
「外皮性能について、断熱等性能等級5以上から断熱等性能等級6以上に変更」
「選択要件について、自家消費拡大措置に資するものとしたうえで対象設備・機器を拡大」
となりました。
これは、政府目標として掲げている2050年カーボンニュートラルへ向けての改定であり、
今後も関連する法律等が改訂されることが予想されています。
※詳しくは下記資料をご参照ください。
経済産業省 資源エネルギー庁 ZEHフォローアップ委員会「ZEHの普及促進に向けた今後の検討の方向性について」
この記事の執筆者 大建興産株式会社 梅田(一級建築士)
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